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当社のエッチングに関して

エッチングと言っても、「ウェットエッチング」と「ドライエッチング」があり、加工方法や素材によって様々な違いがあります。
そこで今回は、当社のエッチングに関して、もう少し深掘りしてお伝えしたいと思います。

当社のエッチングは、ブログ記事「そもそもエッチングとは」に記載の通り、ウェットエッチングとなります。その上で、お伝えしておきたいのが、ウェットエッチングの特徴と、エッチングの仕上がりに関してです。
※今回の記事は、素材そのものをエッチングする場合になります。


ウェットエッチングの特徴

ウェットエッチングの特徴<

上記の通り、得意なこととしては「バラつきが少なく、素材表面の状態を維持したまま加工ができる」という点です。A4サイズ程度のワーク内であれば、ある程度の精度のバラつきはコントロールが可能です。また、機械加工でガラスを加工した場合、切削により白く曇ってしまいますが、ウェットエッチングの場合は透明のままになります。
一方で、苦手なこととしてアスペクト比の制限があり、幅以上の深さは加工できません。また、石英のような、エッチング加工がしにくいものは、その制限をより強く受けることになります。

エッチングの仕上がり

エッチングの仕上がり

次に、エッチングの仕上がりに関してです。ウェットエッチングは等方性エッチングのため、サイドエッチングが発生します。当社の独自のノウハウによって、サイドエッチングによるエッジの状態を、ある程度コントロールすることができます。基本的にはシャープなエッジが良いエッチングとしておりますが、あえてエッジを緩やかにする場合もあります。印刷や光の当たり方など、「見え方」の工夫としてご希望される場合があります。一方で、センサー部品のような、パターンとしての精度を求めるものに対しては、シャープなエッチングが求められます。

エッチングと一言で言っても、さまざまな加工方法があり、また、ウェットエッチングに絞っても、素材や用途によってさまざまな方法があります。
当社はウェットエッチング一筋で愚直に加工を行っておりますが、今なお研鑽と研究を重ねております。
お客さまが今お困りのことが、もしかしたら当社のエッチングでお力添えできることがあるかもしれません。ご興味ある方は、まずはお問い合わせしてみてください。とりあえずサンプルが欲しい、でも大歓迎です。

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